なぜラーメン店を開業したのか
まず初めに
人それぞれの個性と同じく味覚もまた千差万別であり
どなた様に対しても食の好みや仕事に対し意見や否定するものではございません。
次世代のラーメンの一つの提案・選択肢と受け取って拝読いただけますと幸いです。
1985年生まれの店主ですが、ラーメンが好きで開業したのかと聞かれれば
”今”は
あまり好きではないです。
20年ほど前の学生時代、働き盛りの20代のうちは好きな食べ物の中でも上位でしたし
ヘビーな食べ物もたくさん好んで食べてきました。
目黒区の学校に通っていたので当時は真新しかったり、有名なラーメン屋さんにもたくさん通った気がします。
しかし時は流れ、30歳も過ぎると あれ、これちょっと無理だぞ と
周りの反応も同じような感じで、外食でご飯屋さんを探す際に
だんだんと候補からラーメンが外れていきました。
30代はずっと家業である日本蕎麦屋に従事していたのですが、まさか自分がラーメン屋を志すなどと微塵も思っておりませんし、
いずれは家業を継承するものと思っておりました。
そんな中、前代未聞の感染症パニックであるコロナ禍が始まり、黙食や、ソーシャルディスタンス、3密などの言葉も生まれ
人と人とが接する機会も減ってきた中、自分もご多分に洩れず
だんだんと一人で休日を過ごすようになっていきました。
家にこもり急成長したフードデリバリーなども多用しましたが
抑圧されると反発してしまうものでなんだかんだと外食も多かった気がします。
飛沫防止の間仕切りで区切られブース席になったラ―メン屋さんに行くことも増えました。
普段食べ慣れないラーメン。
そういうものなのか、はたまた自身の加齢のせいなのか。
行く先々で感じる感覚
「味が濃い」
もともとスープも残さない派でしたので、もったいないので飲み干すのですが
喉は乾くし、血糖値スパイクでほんわか気分、お腹は緩くなり(体質や加齢のせいだと思います)
その時は「もうしばらくラーメンはいいや」なんて思うのですが
次週にはまたラーメンを食べている。(飲食店の営業時間が極端に短かったり、休業していたのもあります)
そんなこんなでハチャメチャな食生活も重なり、
高脂血症で動脈硬化指数もマックス。糖尿病一歩手前&脂肪のたっぷりついた肝臓は検査でひっかかり治療をしていくことに、、
脂肪肝は皮下脂肪と違い案外落ちやすく、ストイックな生活で急速に落ち着きましたが、
そういった経験から次第に食やラーメンについて考えるようになりました。
「自分と同じように、若い時ほどラーメンが食べられなくなってきた人に向けて
塩や砂糖を使わないヘルシーなラーメンは作れないだろうか」
家が同じ麺類のお店で調理機材は充分にそろっていたので
取り掛かるのは容易でした。
最初に試したのは淡麗系のスープ、単純に色が透き通っているからヘルシーなんじゃないかという考えです。
関東の方はお正月のお雑煮は鶏肉のすまし汁の家が多いのではないかと思っているのですが
あれめっちゃくちゃ調味料いれますよね。
そんな感じでよく知るラーメンの味にたどり着くころにはいろんな調味料で収拾つかなくなってしまっていました。
最近の淡麗系ラーメンを食べたことがないので、よそ様の味はどうかわかりませんが
事前に決めたマイルールから即脱線してしまったため終了となりました。
ただ、塩、みそ、しょうゆの中で一番塩分の総量が減らせるのはどれか!と考えたときに
醤油という結論に早々にたどり着き、その後の方向性が一つ定まったのは大きな収穫でした。
以上でいったん切ります。
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